釋文： 蛇足菴主蕭白道人 曾我義鳳暉雄畫 鈐文： 蕭 白 (朱文) 屏風一對，水墨設色紙本，以礦物彩繪村童成群或於溪邊，或於岸上，遠觀似是嬉鬧，細看實為魚獲而爭奪。構圖簡明，背景大片留白，加強人物於空間中的存在感，也更凸顯人物表情張力，屏風各安排一組村童神情肅穆扭打，爭搶地盤或鰻魚與鱉等魚獲，旁觀人物面容滑稽，略帶戲謔嘲諷之意，對比強烈富張力，安排巧妙。人物造型奇異，面貌豐富有特色，筆意變化自如，濃墨剛勁，姿態橫生，粗筆繪溪水、枝幹、魚簍等背景，細筆簡單勾勒身體輪廓，人物表情誇張，姿態扭曲，毛髮分明，刻畫生動細膩，豪放與細緻同存，不和諧及衝突感溢於畫面。整作色彩濃烈，以幼童為材，爭奪為題，帶童趣又似有警示寓意，饒富怪誕奇異之美感，風采獨具一格。 紙に墨と水彩で鉱物のような色彩で描かれた一対の屏風で、小川のほとりや土手の上に村の子供たちが描かれている。 構図はシンプルで、背景の余白を大きくとることで、登場人物の空間での存在感を高め、表情の緊張感を際立たせている。 村の子供たちの一団が画面の左右に配置され、それぞれが厳粛な表情で身悶えしながら、ウナギ、アナゴ、スッパなどの獲物を奪い合い、傍観者は滑稽で少し皮肉めいた表情を浮かべ、強い緊張感のあるコントラストが巧みに配置されている。 登場人物は奇抜な造形で、豊かな個性があり、筆致は自在に変化し、太い墨は力強く勢いがあり、姿勢は水平で、太い筆致は小川や枝、遊び場などの背景を描き、細い筆致は体の輪郭を描くだけで、登場人物の表情は誇張され、姿勢はねじれ、髪の毛はくっきりとして、彫りは鮮やかで繊細で、大胆さと繊細さが共存し、不調和感と衝動性が画面に溢れ出ている。 作品全体は強い色彩に溢れ、幼い子供と競争というテーマで、幼稚でありながら戒めの意味もあるようで、奇妙奇天烈な美学に溢れ、独特の作風である。