鈐印：樂兄 澹堂(朱文) 梅深(白文) 水墨設色紙本，以天下茶屋物語為題材，天下茶屋為江戶時期重要的驛站，除了提供旅人休息，也有許多商業往來，商人、文人雅士、武士都可能在此停留聚集或討論時局，是許多風俗軼事發生之地。整作構圖簡明，背景大片留白，聚焦於畫面中央，以精妙細膩的筆觸繪畫面三位浪人，中間浪人面容肅穆，右手持刀，蹲踞於地，右側及左側浪人為月代頭，右側的身佩兩把刀，手持一把，呈蓄勢待發之姿，左側的身佩一把刀，面容略顯滑稽，整作構人物刻畫細膩傳神，線條變化豐富，饒富意趣，獨具濃厚日本江戶風情。此品版下繪，指用於木版印刷的原稿。 肉筆画（紙本墨画淡彩）、『天下茶屋物語』を題材にした作品です。天下茶屋は江戸時代の重要な宿駅で、旅行者の休息地としてだけでなく、商人や文人、武士などが集い、商業活動や時局に関する議論が行われる場所でもありました。多くの風俗や逸話が生まれた場所でもあります。この作品は構図がシンプルで、背景には広い空白を残し、中央の三人の浪人に焦点を当てています。中央の浪人は厳粛な表情をし、右手に刀を持ちながら地面にしゃがんでいます。右側と左側の浪人は月代（げつだい）頭をしており、右側の浪人は二本の刀を帯び、片手に刀を持って構える姿勢をとっています。左側の浪人は一本の刀を帯び、やや滑稽な表情をしています。人物の描写は非常に精緻で表情豊か、線の変化も豊かで、興味深く、江戸時代の日本風情を色濃く反映しています。この作品は版下画であり、木版印刷用の原稿です。 葛飾北齋(1760-1849) 江戶時代末期浮世繪大師，江戶城人，化政文化代表人物。作品涉獵版畫、水墨、染畫、圖書插畫等，其中以浮世繪《富嶽三十六景》以及出版幅度達六十四年的《北齋漫畫》為其最具代表性的作品。 葛飾北斎(かつしかほくさい1760-1849) 江戸幕末の浮世絵の巨匠で、江戸城出身、嘉永文化を代表する人物。 版画、水墨画、染織画、書籍挿絵などを手がけ、なかでも浮世絵『富嶽三十六景』や64年間刊行された『北斎漫画』は代表作である。 木村東介(1901 -1992) 山形人，知名美術商，對於戰後日本的主流美術多有批評及建議，並大力提攜當時非主流、小眾畫家。 木村東介 (きむら とうすけ、1901-1992) 山形出身の著名な美術商で、戦後の日本の主流美術に多くの批評と提案を行い、当時の非主流や小規模な画家を支援した。